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表皮の構造

表皮は厚さが0.2ミリメートルぐらいの薄いものですが、それがまたいくつかの層からできています。 一番外側には皮脂膜というアブラの層があり、その皮脂膜の厚みはたった0.5ミクロメートル、すなわち0.0005ミリメートルしかないのです。 非常に薄いものですが、水を保つ上で大変重要な働きをしています。

表皮の構造

皮脂膜の下には角質層とよばれる層があり、この角質層が水をたっぷり含むことのできる層なのです。 角質を形づくる主な成分はケラチンとよばれるタンパク質です。 角質層の奥には、細胞が層状に並んでいます。細胞の層の一番奥にあるのが基底層とよばれる細胞の層で、この細胞は分裂を繰り返し、新しい細胞を作り出す。つまり、細胞の誕生する場所なのです。

28周期の再生サイクル

表皮の奥の基底層で生まれた表皮細胞は、だんだんと表面の方に押し出されてきます。 そうして、およそ14日後、表に達したときは細胞は死んでしまって細胞核も消滅し、ケラチンのかたまりになっています。これが角質層なのです。 つまり、角質層は表皮細胞の枯死した死骸であり、この変化を細胞の角化といいます。
表皮細胞が表面に押し上げられていく間に、細胞の形はだんだん変化していきます。同じ時期に生まれた細胞は同じように変化していくので、同じ形の細胞が並行に並ぶことになるのです。
角質層はおよそ14日後には垢になってはげおち、次の角質層と入れ替わる。すなわち、細胞が生まれてから28周期の再生サイクルで表皮が入れ替わることになるのです。

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